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2014年11月27日

【道具】DAIKO / DROOG C70H



【道具】DAIKO / DROOG C70H


2014にDAIKO(ダイコー)がバスロッドのラインナップを一新し、高汎用な上位モデルとして新登場したDROOG(ドルーグ)シリーズ。

残念ながらダイコーは釣具事業から撤退してしまうようですが、バスロッドシリーズとして最後のリリースとなるドルーグシリーズはどうなのか?

丁度、基幹2本の中間的範囲をカバーする汎用竿をサブで探してた事にくわえ、新しいリールシート新ガイドを試してみたい、という思いもあって早々に導入しちゃってたりもしたC70H

ただ、今シーズンは釣果に乏しく釣行回数も少なめでしたので、もひとつ、その真価を測りきれてないのですが、タイミングや鮮度といった部分もあると思うので、簡単にではありますが書き記しておこうかと思います。






※以下HPの製品紹介より抜粋
ラバージグ&テキサスリグを用いた、ピッチングやフリッピングでのアプローチをメインユースとしたヘビーバーサタイルモデルです。
高弾性素材を採用したファストアクションのハイレスポンスブランクは、ヘビーウェイトのリグを背負わせても尚、その鋭いキレ味を鈍らせることなく軽快に振り切ることができます。
ハードカバーへのアプローチのみならず、ビックスピナーベイトなどの抵抗の大きいムービング系ルアーの扱いにも最適なストロングモデルです。










【道具】DAIKO / DROOG C70H
元々ダイコーのブランクスには「どこか安定感が感じられた」のと、後から思えばガイドセッティングが「ちゃんと考えられていた」という部分で魅力は高かったのですが、如何せんココ最近は手元にズッシリと重量感が有るオーバーパワーなモデルが多かったこと、ベイトロッドのリールシートが個人的に一番敬遠してたTCSを頑なに採用してたこともあり、中々手出し出来ないブランドだったのが実情。




それがドルーグシリーズで新たにPTSになる、というのは嬉しい刷新点でした。

実際に楕円型、丸型機の両方で扱ってみましたが、個人的にはコレまで使ってきたリールシートの中で一番収まりが良く、且、まったく指が痛くならない事に感動。

現在メインにしているATS05は採用しているリールシートがACSなので、実のところ素手では半日もパーミングし続けられません。トリガーを挟む指が圧迫されるのか痛くなるんです。

自身の感覚になりますが、DAIWA(ダイワ)ハートランドシリーズに採用されているオリジナルのリールシートに若干近いのかな?

欲を言えば、まだHLシリーズの方がリールが手元側に有る(リールの搭載位置の差?)感があってパーミング感は上の様な印象ですが、リールの安定感や搭載するリール選びに気を使わなくて良い点を考慮すれば、トータルバランスでPTSの方がオススメし易い様に思われます。






そしてドルーグのもう一つのウリでもある新ガイド、TORZITE(トルザイト)リング

従来のSiCより若干硬度は落ちるらしいのですが、表面抵抗の少なさと薄く作れる点に大きなメリットがあるらしく。

実際C70Hは先端側がひと回り小さいセミマイクロセッティングになっているのですが、従来のSiCセッティングロッドと違和感無いキャスト抜けかと思われますし、ガイド自体が一回り小さくなっているので、ライン絡み等のトラブルも減った印象はあります。

まぁ、とはいえ素人の趣味程度の感覚ですので、正直トルザイト故の圧倒的なアドバンテージは感じません(感じられません)、という感想。ヾ(´▽`;)ゝ

なので、別に今のところは、まだトルザイトか否か?という点には拘らなくても良いのかな?という事で自身としては落ち着いて鱒。




【道具】DAIKO / DROOG C70HでわC70Hロッドとしての性能やフィールは「どう?」なのか。

自身の現状評価ですと、比較的軽くて素直なファストテーパーで扱い易いロッドです。

特にティップからバットにかけての曲がり、パワーの出方にクセが無い感じなのでキャストし易い。
また、穂先側のハリが若干強めなセッティングなので底物の操作感も高いのではないかな?と。


ですので、大型ソフトルアーでのTXNS、軽めのラバージグJHスイミング系、スピナーベイト&チャターベイトなどに良相性な印象で、特に水草がやや濃いエリアでのLTXによる釣りには大変扱い易かった。

また、ヘビキャロにも結構好対応してくれる感じ。
実質フォアレスな造りなので有効レングスも長く穂先側のハリも強めなので、水草が濃過ぎなければベリーでのカットオフにも頼り無さを感じません。

流石に専用竿(?)に比較するとフッキングレスポンスやリフトパワー、といった辺りで一歩劣ってしまう感は否めませんが。


こう見ていると完成度が高く、弱点が無さそうにもみえますが。
では、不満点が無いのか?と聞かれれば、まぁ、チラホラ出てきたのも事実。


最も気になった点としてはブランクス全体のしなやかさが足りない感じがすること。
穂先からベリーにかけては柔軟でスムーズに応答してくれるのですが、負荷がバット側へ一気に移行すると、硬過ぎるバットが思いっきり踏ん張り過ぎてしまうので、明らか負荷への対応幅が狭い。

しかもパワーは思ったより高く無い印象なので(ATS05辺りと比較してしまうのは酷なんだろうが)、油断すると良型の個体には一気に絞り込まれることが有るんですよね。('A`;)

なので、意識してドラグ設定には気をつけてないと、ラインブレイクし易い様に思われ。

素直なファストなのは良いですが、シャフト全体の曲がり幅も狭い印象なので魚とのやりとりは上級者向け?という感がします。



現在の所の総評としては、やや新リールシートと新ガイドにコストの比重が大きく、ブランクス性能が若干犠牲になっている印象。

とはいえ、ちゃんとドラグも設定し、大型とのやり取りに慣れているアングラーなら十分なスペックは有している、と思いますし、何より突出した性能は無いものの、軽量でバランスの良いパワーは汎用に使い易い一本だと感じます。






DROOG C70H
Lenght 7ft
Weight 135g
Top Dia 1.9mm
Butt Dia 12.0mm
Lure 3/8 ~ 1-1/2oz
Line 12 ~ 25lb
Carbon 94%
¥45,500





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Posted by 仇(あだ) at 23:53│Comments(2)道具
この記事へのコメント
ダイコーさん、僕も最近は、使っていないですが、バス釣りを真剣に始めた頃など、ブルーダー持ってました。

老舗なところなので残念な気持ちです。
Posted by シンボーシンボー at 2014年11月29日 07:27
>シンボーさん

良いモノが造れるメーカーが撤退しちゃうのは、ユーザーにとっても選択肢が一つ減ってしまうワケなので残念ですよね。

大幅に事業範囲を縮小・限定したりで、なんとか釣竿部門だけでも残せなかったのかな?とか。

まぁ、製造業は何処も大変なんでしょうが。(´・ω・`)
Posted by 仇(あだ)@管理人 at 2014年11月29日 11:57
 
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    コメント(2)