2021年08月03日
【道具】SHIMANO / ANTARES DC '21

SHIMANO(シマノ)のフラッグシップ・ベイトキャスティングリールであるANTARES DCが2021にモデルチェンジ。
是までに比べると前出しの情報も少なく、'16からの大きな変更点は無いのかと勝手に想像してた'21モデル。
しかし、実際に登場してみればDCのコントロールが詳細になって、より制動が安定して回転とのバランスが向上しているとのこと。
'16がXの5以下辺りから制動に不安定感が出易いこと、また、よりスプールの立ち上がりが軽くなっているのでは?との期待や評判の高さ等から、気付けば結局手にしてるという愚挙。
・・・・・・・まぁ、手にしてしまったのなら仕方が無い(?)、ってことで、あんまり釣果は得られてませんがインプレなんかを少々。 ヾ(´▽`;)ゝ
とりあえずの見た目でいえば、アンタレスらしくなった(戻った?)という初期印象。
正直'16がメタっぽい色香があり、安っぽい(失礼)印象が拭えなかったのに比べれば、随分とマシになったと思う。

また、筐体のデザインも自社シートに搭載る事しか考慮されてないであろうデザインだったが若干ながら改善され、富士工業のシートに併せてもパーミング感がマシになった。
ボディ幅が少しだけどコンパクトに狭まったこと、上部サムレストに指が届き易くなったこと等が地味ながら大きいと思ワレ。
とは言っても、ホントにマシになった程度で、まだまだ自社シートありき、なデザインである事に違いはありませんが。
そして、実釣でのキャスティング性に関してはヘビキャロのみでの使用なので、Xモードでの比を。
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'16から比較的理解り易く変わったのが実感できるのが、立ち上がりの軽さ(僅かではありますが)とXモードの高安定性。

ダイヤルも向かい風下でなければ2まで余裕。 僅かでも追い風状況ならminでも問題無し。
只、超遠投性で言えば'16比で殆ど差は無い感じ。
僅かに伸びる感があるが明確に'16よりも飛んでる感は無い、かなぁ? ただ、後半のスプール回転が高く遠心っぽい(?)回り方する印象デスヮ。
悪く言うと無駄にスプールが回り過ぎてスラックが出過ぎる気ガス。 ・・・・・気のせい?
まぁ、結局の所、相変わらず初速を稼げるヒトと、そうで無い人とで絶対的に飛距離が変わるのは間違いなく、超遠投って面だけで見るなら使い手を選ぶのは相変わらずだと思う。
'16でも飛ばせてるヒトは1-1/4oz三叉ヘビキャロで110m/14lbフロロが殆ど出切るみたいなんで、ら辺は劇的に遠投性能が上がってるワケでは無さそうな感ぢ。
スプールの乾燥重量も'16比で略変わらない感じだし(なんなら重い)、その辺りも技術的に現状の限界に来ているのかもしれませんな。

確かに、中~やや重量級に対する汎用性の高さは成熟度を増してフィールが向上してるけど、ら辺は'16 DCでも全然無問題だからナァ。
・・・・・・正直、ちょっと廻り(?)の評価が高過ぎな上、やや過剰気味なコトで期待し過ぎた感は否めないけど、冷静になってみれば粗々当初の妄想通りだったかな?という現時点での印象。
まぁ、「購入って損した!」ってコトは全然無いですし、キャスティングリールとしての性能はトータル平均以上の素晴らしい一台だと思うので、価格さえ障害で無ければ購入って間違い無いと言えマスヲ。 (#゚Д゚)y-~
・・・・・D社のHLCとかってのよりは全然エエです死、ハイ。 ヾ(´▽`;)ゝ
※ギア比がHG or XHGの選択は、単純にギア比の選択より標準ハンドル長の差で選んでもエエ気ガス。
ハンドルの回転半径が長くなれば、当然ギア比下げてるのと同意なんで、実質両機での巻き上げ量に殆ど差は無いと思う。
ハンドルを社外品に替えるのが前提の人は、また違ってくるのかもしれないが。
アンタレスDC HG '21
ギア比:7.4:1
最大巻上げ長:86cm
最大ドラグ力:49.0/5.0(N/kg)
自重:220g
スプール寸法:37/19(径/幅 mm)
スプール重量:約17g
ハンドル長:42mm
ベアリング数:10/1(S-ARB/ローラー)
糸巻き量:3-130 3.5-110 4-100 5-80(号-m)
Posted by 仇(あだ) at 21:00│Comments(0)
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