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2009年08月25日

【雑記】フッキング #1


魚のバイト(アタリ)に対応してロッドを素早く大きく煽り、釣り針を掛ける動作をフッキング(アワセ)と言うわけですが。
実践を重ねて感覚的にも理解ってこないと、すっぽ抜けたり、途中でバレてしまったりと難しく。

【雑記】フッキング #1基本的に巻きx2しながら「リアクション」気味に口を使わせるタイプのハードルアーであれば、半分向うアワセな事もあり、それ程シビアなフッキングを考える必要も無いと思われますが、テキサスやジグ、ノーシンカーソフトベイトなどでのスローな食わせ重視メソッドだと、フッキングの重要性が増してくるワケで。

特にボリュームのある、バルキー(太い)なソフトルアーはフックポイントがしっかり出にくく、掛かりが甘くなりがちになるので、アワセが弱いと浅掛かりの原因になったり、すっぽ抜けの一因になったりする可能性も。

完全に持ってってくれるような状況下であれば無問題なのですが。ヾ(´▽`;)ゝ


そこで、参考になるかどうかは解りませんが、フッキングに関わる事柄を色々と素人なりに考えてみようかと。ヾ(´▽`;)ゝ








まずは道具から。

【ライン】
∵当然ながらラインの種類が違えばフッキングへの影響も大きいワケで。
例えば伸縮性の良いナイロンの場合、フッキング力がラインによって吸収されるため、遠距離だとフッキング力の減衰が大きくなります。
一方、高比重なフロロの場合、初期伸縮率が低い事もあり、ナイロンに比べれば吸収されにくい様にも感じますが、伸縮性が低いという事は瞬間的な負荷に弱い、という事の裏返しでもあるので、ノット部の強度低下などによるブレイクには多少シビアになります。
また、フッキングポイントまでの距離が遠いと、高比重なフロロは水中への沈み込み分が多くなり、その分フッキングレスポンスの低下やフッキング力の減衰が起こる、といった事もあり、結果的に
ナイロンフロロも確実にスラックを取ってから、しっかりアワセる、という点では変わらないと言えるのかもしれません。ヾ(´▽`;)ゝ

対照的に、驚異的なレスポンスとフッキング力を備えるのが、ズバ抜けた低伸性を持つPEラインではないでしょうか?
低比重なので沈み込みも起きないですし、全くといって良い程伸びないので、フッキング力の減衰も起こらず、ダイレクトにフッキング力が素早く伝わります。
その分、衝撃負荷には弱いので、アワセ切れなどには注意が必要、ショックリーダーなどのラインシステムを構築する手間は必要になるかと。

東レフィッシング BAWOポリアミドプラス (150m)
東レフィッシング BAWOポリアミドプラス (150m)

少しナイロンにしては「コシ」が有るような感じですが、使用感はちゃんとナイロンで、放出性やスプール馴染も悪くなく使い易い製品だと思われます。


サンライン スーパーFCスナイパー (100m)
サンライン スーパーFCスナイパー (100m)

感度、表面コート、低伸縮性、巻きグセ耐性、全体的にちょっと低いといえば低いですが、突出した欠点も少なく、割引率が高ければ比較的コストパフォーマンスに優れるフロロラインなのではないでしょうか。


ユニチカ シルバースレッド ソルトウォーターPE (150m)
ユニチカ シルバースレッド ソルトウォーターPE (150m)

PEといえば高価なのがネックですが、巻きグセとは無縁な事や、光線劣化などにも強い事からスプールに巻きっぱなしでも劣化が無く、ランニングコストは意外と良い!?





【ロッド】
∵ロッドに関しても、硬さやテーパー、長さなどによってフッキングに影響を及ぼしますから、軽視は出来ないと思われます。
基本的には高パワーで先寄り調子(ファストテーパー)の方がフッキング性が高くなると思います。
また、ブランクの尺が短いとレスポンスは上がりますが、ストロークは短くなるので、長距離を「しっかり」アワセる場合には長尺の方が良い、とされます。
欲を言えば、ブランクのブレが少ない事も多少ながら影響があると思われますので、薄肉で暴れ易いブランクの製品は注意が必要なのではないでしょうか。

ダイコー ギャレット/ディツアーエディション GDEC-68MH
ダイコー ギャレット/ディツアーエディション GDEC-68MH

比較的厚巻きで中弾性カーボン中心の、基本性能が良いシリーズなのではないでしょうか。
テーパーやパワーの出方も素直な部類だと思われますので、本格的にバスフィッシングを始める最初の一本にも良いシリーズかと思われます。



アングラーズリパブリック PALMS/ELUA トランサ TRGC-69MH
アングラーズリパブリック PALMS/ELUA トランサ TRGC-69MH

最近チョット気になった一本です。ヾ(´▽`;)ゝ
手にしてみた感じ、意外に「しっかり」した持ち重り感で決して不快な重さでは無く、十分なバットパワーやブレの少なさを持ち併せていそうな印象です。



ノイケ(NOIKE) SEITEN NSS-64L Otegala
ノイケ(NOIKE) SEITEN NSS-64L Otegala

ベイトロッド以上に高い性能バランスを要求されるスピニングロッドにおいて、繊細なコントロール性とフッキング性能の両立は難しいトコロ?
良いお値段がする一本ですが、手にした感じは中々良さそう。 自分には宝の持ち腐れ間違い無しですが。


フッキング性能を追求すると、硬く先調子になるワケですが、半面で食わせの「食い代」や「しなやかさ」が犠牲になることから、食いが浅い場面やノセる要素が強いクランク系の釣りなどには、それがデメリットとして現れる事もあるかと思われます。





【リール】
∵ラインスラックを素早く取ってアワセる!という部分だけに注視すれば、ハンドル一回転辺りの巻き取り量が多いハイギアリールが確かに有利かと思われます。
ただ、通常のリトリーブ時にも巻き取り量が多い(=リトリーブ速度が上がる)事から、状況やメソッドによって、良し悪しが発生する可能性も。
一台で幅広く扱う場合では、やはり速過ぎず遅過ぎない一台が便利なのではないでしょうか?

シマノ(SHIMANO) メタニウム Mg7 (レフト)
シマノ(SHIMANO) メタニウム Mg7 (レフト)

ハンドル一回転辺り、最大75cmというハイスピードベイトリール。
素早くスラックを巻き取ってガツン!とアワセるジグには好相性!?



シマノ(SHIMANO) コンプレックス2500HGS F4
シマノ(SHIMANO) コンプレックス2500HGS F4

ハンドル一回転辺り、最大88cmという、ハイスピードスピニング。
繊細なスラック量をコントロールするには速過ぎる?
フィネス用途でのインプレッションが色々と気になる一台ではあります。ヾ(´▽`;)ゝ




・・・・・・・・とりあえず、道具に関する所は一通りコンナ感じでしょうか?ヾ(´▽`;)ゝ
次は、フッキング自体について考えてみたいと思います。

続く。(ハズ) ヾ(´▽`;)ゝ






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Posted by 仇(あだ) at 20:25│Comments(3)雑記
この記事へのコメント
オフセットフックなどは激アワセしないとバレ易いですね
アワセがまずかったかな?っと思ったら、追い合わせして食い込ましていくのもひとつの手でもあります

特にデス6なんかは、マテリアルが硬い&太いので、がっつりあわせないとデス6本体自体が、貫けてなかったりします^_^;

ストレートフックもフッキング力がいいので、根がかりの少ないところではオススメ鴨

リールは難しいですね
何本も持つみたいなブルジョワなら良いですが・・・そうも行きませんからね

カルコンは気に入っているのですが、もう少し巻きが速めなら・・・とも思いますが、クランクとかには最適な速度なんですよね
逆にスピナベやバズベイトはちょっと苦手?

かといってDC7のようなハイギヤードなリールは使いきれない・・・orz
Posted by チャリンコアングラー at 2009年08月26日 19:05
>チャリンコアングラーさん

まぁ、リールのハイギア有効論は、半分メーカー側の「売りたい」戦略なんでしょうが。ヾ(´▽`;)ゝ
実際に幾つか試してみると、ライン・ロッドの違いによる影響って地味にありますよね。

コンクエストは私も良いリールだと思います。
もっぱら100/101の使用なので、馴れてしまった今となっては流石に200/201サイズがチト大きく感じたり。ヾ(´▽`;)ゝ
まぁ、タブンECS系との組み合わせなら大丈夫な気もしますが。
Posted by steinberger@管理人 at 2009年08月26日 23:09
巻物系にカルコンはベストですね

あれで軽ければ・・・と、ちょっと贅沢も言ってみたいです。
ちょっと重すぎかな?

あと、1回転でもう10cmほど巻いてくれればワイヤーベイトなんかが巻きやすそうという感じですが、それはないものねだりかもしれませんね

あのギア比だから巻物にちょうどいいんですね
Posted by チャリンコアングラー at 2009年08月28日 19:53
 
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【雑記】フッキング #1
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