のんびりぶろぐ

まぁ、一本は持っておいても良いかなぁ？、と考えてはいたクランキングロッド。

正道で考えればピュアグラス or コンポジって選択なんだろうけど、陸が99％の自身だと飛距離とか感度、有る程度のフッキング性、リフトパワー等々がヤハリ欲しく、それなら低弾性のカーボンロッドってのもアリなんじゃないかなぁ？と想ってた臍曲がり。

そんな中で目に留まったのがSTZ 731MRB-LM スカイホーク。


カタログの説明ではグラスコンポジットではなく、低弾性カーボンを用いたカーボンクランキングロッドで、バット側は強さと張りも持たせてあるらしい事から、陸っぱでのマキモノ竿に良さそうな一本ジャマイカ？と勝手妄想。

ぢつはATS05にも似たようなモデルが有ったのだケド、リールシートがACSってのが巻き倒し用途には結構ネックだったりして、導入にまでは至らなかった経緯アリ。






まぁ、実際にドレだけ実釣出番があるか？も少々疑わしいけれど、勢い余って購入ってしまった以上、ソレ也に使用してみてのレビューぐらいは書かないと駄目かなぁ？、って感じで適当に。

毎度ながらですが。






※以下HPの製品紹介より抜粋

■731MRB-LM　【SKYHAWK（スカイホーク）】
グラス素材に迫る反発の弱さとカーボンの振りぬきと遠投性能を両立したテクニカルクランキンロッド、それが16スカイホーク。
7'3"のロングレングスながらもカーボンならではの軽さとグラスに迫る粘りとしなやかさを併せ持ったミッドディープクランキンロッドとしてウィニングロッドにもなった09スカイホークをベースに相反するグラスフィールとカーボンフィールを求められる機能別に合わせてそれぞれを引き上げながらも高次元に両立し、ただ巻くだけでなく、誘いを掛けるテクニカルなクランキングを可能にしたのが16スカイホーク。
低弾性カーボン「ローモデュラス」をメインマテリアルにネジレを抑制するX45としなりの戻りが早い3DXを搭載することで、ロングロッドでのロングキャストはさる事ながら、同ルアーであれば遠投性能を飛躍的に向上させ、狙ったスポットにキャストを決めるアキュラシー性能を実現した。
ソフトなティップがリトリーブ中のボトムやカバーへのタッチを手元に伝え、そこから止め、誘い、掛けることが可能になり、掛けてからはパラボリックにベントすることでバラシを極限まで軽減するテーパーに設計。
特筆すべきはグラスエリアのクランキングにおいて、掛けてからパラボリックにベントしバラシを軽減しながらもファイト中にグラスに巻かれても3DXの反発の早さで魚を手前に向かせ、難なくキャッチすることが出来、トリプルフック系のハードベイトのみならず、シングルフック系のハードベイトにも高次元で対応するスペシャリティーなロッドに仕上がった。

正直、クランキングロッド自体ほぼ初購入だし、本数を全然使ってないので正しい比較は出来ないという残念な冒頭、お詫びから。(爆

過去にはよく理解らずグラスロッドを使用してたコトもあったが、当時は「＝クランキングロッド」と意図的に使用してたワケでは無く、ソレしか手持ちのクランクを投げれるロッドが無かった、という残念な理由からで、故にルアーの挙動(ブルブル感)も理解らなければ、前アタリどころかバイトすらも小さいと手元に伝わらない事も多かった。

そんな経緯もあって、グラスロッド＝鈍い(感度悪い)って印象が強く、尚更、一度シャープで振り抜けが良いカーボンロッドに馴染んでしまうと、中々敢えてクランキングロッドに手を出す、というトコロまでは至らなかったコレ迄。

ソコんトコはヨロシク。 ヾ(´▽｀；)ゝ










で、話し本題のスカイホーク。


ウェルズリーの一件もアリ、バランスにチョット懸念は有ったんだケド、実際に手に取ると軽くて驚き。　そしてガチなクランキングロッドを想像して扱うと、初期イメージは「何コレ、硬ぇ」(笑)

ティップ側は素直にしなやかなんだケド、やや張りが有り、ミディアムファスト辺り(？)から鞭っとパワー出てくる感じ(表現が難しい)で、キャストスピードのコントロールに少し馴れが必要かな？と感じた初釣行。 ヾ(´▽｀；)ゝ




下手な自身の寝言ですが、穂先に併せてスイングスピードを抑え過ぎるとバット側ブランクスが力使えず、スイングが早過ぎると穂先側が遅れて後から跳ねるので、アキュラシー落ちる感じ、みたいな。　表現がムズイ。 ヾ(´▽｀；)ゝ

自身の感覚だと、ティップ側の曲がり幅を維持しつつ、少し押し出すようなイメージで振り抜いてやれば素直にルアーが弾き出される感じ、で伝わるか？　伝わらないか？？


まぁ、そうはいうても、余りに特異なバランスって事は無いし、極端に投げ難い！って事でも無いので、癖さえ理解れば直ぐに無問題な範疇だと思います。　なにより、ボヨンボヨン(笑)なグラス竿に比べれば、全然投げ易いし。 ヾ(´▽｀；)ゝ






して、実際に巻いてみた感じ。

穂先側をしなやか＆長め(？)にストロークを取ってあり、乗代は十分かな？と。　穂先との繋ぎバランスも綺麗で、先側だけがふにゃふにゃする、如何にも「繋ぎました！」的な安物感は無い。


巻き感度も十分で、高感度な底物用ロッド何かと比較すると到底だけど、クランキングロッドとしては十分以上だと思うし、クランクの挙動(ブルブル感)もティップが綺麗に拾うので、尚理解り易くて良印象。

更に、持ち重り感も略無いので、水中の水草等へのコンタクトも理解り易いし、多少水草が噛んだ程度ならイージーにカット可能な張りとパワーがバット側にあり、操作感も軽快かと思う。










後は気になる、追従性、リフトパワー、フッキング性。


正直、個人的な感覚なのは前提として、追従性はグラスに比べると若干劣るかな？と。　薄皮一枚は厳しいけどリア一本がキッチリ掛かってるなら任せられる、みたいな。
ヾ(´▽｀；)ゝ




して、リフトパワーは十分、ってかスーパースタリオンよりもパワフルで安定感あるし。

くわえ、3DXの所為でバットは無駄にパッキパキなんじゃ？と疑ってたけどゴメンナサイ。　綺麗にバットまで曲がって粘り踏ん張りますし、簡単にノサれない強さがバットに有る。


そりゃ、ウェルズリーみたいな剛感は無いけれど、X45の恩恵か、曲がるんだけど引き負けない。　中々に出来ますョ、コイツ。　（*´Д｀*）



更に、フッキングもアクティブに太軸シングルを掛けてくには不足でしょうが、向こう掛かりだったり、細軸ならストロークを活かしてアワセれば、結構イケルかもしれない。

ロングストレートワームのベイトネコとか、ヘビダンとか多少強引だけどやれんコトは無いかなぁ？と妄想中。

















正直、予想外に良いんデスけど、STZ 731MRB-LM スカイホーク。


確かに、“しなやか”だとは言っても使用感は間違いなく“カーボンロッド”ですし、ガチなクランキングロッドのM(ミディアム)番手としては、やや張りが強めで一般受けしにくいのかもしれませんが、感度やパワーがある程度必要(ボートの様にエレキで補助出来ないので)な陸からの巻きロッドとしては、中々面白い一本の様に思います。


後は数も釣って使い込んでみないと理解らないケド、今のトコロ自身の様に、ややオーバーパワー気味なロッドが好みで、ドチラかといえば操作感重視なヒトには一考の価値アリなナンバーかなぁ？と。　とりあえず、自身の用途だと1/2ozら辺のミノー、1ozまでのバイブレーション、3/4oz程度のシャロー、ミッドクランク、といったトコロを中心にモット使い込んでみまス。
ヾ(´▽｀；)ゝ













731MRB-LM “SKYHAWK”
Lenght 7ft3in Weight 116g
Top Dia/Butt Dia 1.8/12.8mm
Lure 3/16 ～ 1oz
Line 8 ～ 16lb
Carbon 100% ￥60,000

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