【道具】ZipBaits ZBL SYSTEM MINNOW
Zip Baitsの
ZBL(ザブラ) SYSTEM MINNOWは、
MAG DRIVEという重心移動システムを搭載したフローティングミノー。
110mm、1/2ozクラスとは思えない程よく飛び、失速しにくく姿勢を崩し難い。
また、2フック設計の恩恵もあるのでしょうが、フックのライン絡みも皆無です。
※HPの紹介文より
細身の弱いローリングアクションをベースとした、食わせのモデルが多いこのサイズのシーバスミノーの中にあって、この11Fが果たす役割はその真逆にあたるアピールがコンセプト。
時合により、ベイトを追って瀬にさしてくる活性の高いシーバスを誰よりも早く獲りたい場合や、回遊するシーバスのチェック、雨後の荒れた状況下で驚くべき効果を発揮します。
“静と動”すなわち“ウォブルとロール”の使い分け。
多くのヒットデータを持ち、アクションローテーションの重要性を主張してきた九州のランカーハンター、友草清一が監修した“動”で誘う、それがZBL システムミノー 11Fです。
元はシーバスをターゲットにした、
ソルトゲーム用のルアーではありますが、アクションや水噛みが特殊設計でも無い限り、同じ様なフィッシュイーターをターゲットに置いたルアーであれば、淡水のブラックバスゲームでも使えるハズ、と、あまり深く考えずに購入。
しかし、フローティングで110mm、1/2oz前後クラスで遠投性能に優れている事、という条件に合うミノーは少なく、元々選択肢が少なかったワケでもありますが。
そんな中で手にした
システムミノー 11Fでしたが、評判通りの遠投性は素晴らしい。
MAG DRIVEの恩恵で明確な向い風下でも姿勢を崩し難く、1/4oz~3/4ozクラスのMパワーロッドでも、ちょっとしたバイブレーションプラグ並にかっ飛びます。
Zip Baitsの広告にも有るように、ベイトを追って瀬にさしてくるフィッシュイーターにアピールするには、トレースラインが長いという事も、とても重要で有利な点だと思われますし、また、多少の波風にも動じない高いキャスタビリティとアクション性能は、荒れた状況下でもストレスを少なく扱える事から、よりストライクのチャンス幅を広げてくれるのではないでしょうか。
ただ、元がシーバスをターゲットにしたルアーである事から、淡水のブラックバスゲームに使用する場合、幾つか気になる点があるのも事実。
一つは浮力バランスの問題。
淡水使用でナイロンラインですと、カナリ浮力高めで、デッドスローだと略トップに近いカンジ。
一方、フロロと併せた場合に浅く、表層直下をスローで引いて来れるというバランスが「
面白い」と個人的には思うワケでして。
ハイシーズンの水草が多めの季節に、僅かな上面や隙間を引けるミノーって結構少ないんですよね。
次はカラーの問題。
ソルト用ルアーのカラーラインナップは淡水用の物に比べて発色が派手で、ホログラムも強いという所は精神的に不安がありますが、実際の所、どれだけ正確に魚の側がベイトの存在を色覚で判断出来ているのかは怪しいですし、カラー=リアルというより、水中でのシルエットの出方や反射光の出方などを意識したセレクトなんかの方が良いのかなぁ?と最近では思うところが大きかったりするのですが、実際の所はどうなんでしょうか?
一応、夜間の釣果が圧倒的に多いものの、明るい日中でも釣果やバイトが出ている事から、現在主力のホロイワシカラーでも、全く釣れないわけでは無さそうです。
個人的な使いドコロは、単純にミノーが効きそうな場面で投入・・・・・ではありますが、
システムミノー 11F故の優位性を感じるのは、ヤハリ、向い風下における回遊エリアで、回ってくる高活性な個体を待ち受ける時、また、沖のブレイクが若干遠い琵琶湖浜での遠投時などでしょうか。
基本はスローなタダ巻きや、緩いトゥイッチによるストップ&ゴーなど。
スローに魅せて誘ったり、中層にサスペンドさせ、食わせの間を作らないといけない個体には効きが弱いのかもしれないですが、そういった場面ではサスペンド系との住み分け、ローテーションでアプローチ出来れば・・・・・と思うわけで。
ZBL(ザブラ) SYSTEM MINNOW貴方のBOXにも、お一つ如何デスカ!? ヾ(´▽`;)ゝ
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